|
|
|
|
戦争(せんそう)写真
写真家ロバート・キャパを知っていますか? キャパは実際(じっさい)に弾(たま)がとびかう戦場(せんじょう)にカメラを持って、戦争の現実(げんじつ)を写(うつ)しとっています。そのためかピントも合っておらず、ブレた写真ですが、戦場にいた兵士(へいし)やキャパ自身の緊張感(きんちょうかん)がこちら側(がわ)にまで強く伝(つた)わってきます。
戦争写真をとる仕事は、自分の命にもかかわるとても危険(きけん)な仕事。ですがそこでいったい何が起こっているのか、現実(げんじつ)をありのままに伝えるという写真家の思いが感じられるのです。
『ロバート・キャパ展 “戦争と平和”』/ 発行:PPS通信社 / 1984年発行
|
|
|