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色彩(しきさい)の世界
あざやかな色彩感覚(しきさいかんかく)に目をうばわれてしまいます。
写真家の蜷川実花(にながわみか)さんは、わたしたちを色彩の世界へと連(つ)れて行ってくれます。
この写真は「永遠(えいえん)の花」という写真集からの一枚(いちまい)です。本物の生きた花ではなく、人間の手でつくられた造花(ぞうか)を撮影(さつえい)しています。
かれることなく、いつまでもいつまでも咲(さ)きつづける花。なんだかせつない気持ちになってしまいそうなあざやかさです。
ⓒmika ninagawa 写真集「永遠の花」(小学館)より
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